区分
専用項目
農業生産工程段階
全般
品目
スプラウト類
分野
食品安全
番号
70
取組事項
スプラウト類の生産設備について工程ごとの専用化の実施。
解説
浸種槽、播種機、洗浄機、加湿器、発芽室、緑化設備、冷蔵庫等の設備や機械類を様々な工程で兼用すると、付着した微生物が他の工程に広まってしまい、交差汚染が発生します。
そこで、工程ごとに設備や機械を専用化して、汚染が広がるのを防ぎます。
生産用具や清掃道具も兼用にすると交差汚染が発生するため、各工程(各作業区域)、用途(使用する対象)ごとに専用とします。
具体例と想定される対策
番号
70-1
【具体例】
散水設備を複数工程で兼用したため、交差汚染が発生。
【想定される対策】
工程ごとに設備を専用化する。
用途、使用場所ごとに明確に識別(表示等)する。
番号
70-2
【具体例】
他の施設と清掃道具を兼用したため、交差汚染が発生。
【想定される対策】
用途、使用場所ごとに明確に識別(表示等)する。
SDGsへの貢献
(17の目標、169のターゲット)
2.4 生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象減少、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。(即ち持続可能な農業を促進する。)

3.9 有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。(即ちすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。)

国際水準GAP
食料・農業・農村基本計画(令和2年3月閣議決定)に掲げる「令和12年までにほぼ全ての産地で国際⽔準GAPを実施」の実現
このページの内容は、農林水産省「国際水準GAPガイドライン」を引用しています。
下記URLに掲載されています。
国際水準GAPガイドライン:農林水産省⇒https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/gap_guidelines/index.html