国際水準GAP
食料・農業・農村基本計画(令和2年3月閣議決定)に掲げる
「令和12年までにほぼ全ての産地で国際⽔準GAPを実施」の実現
国際水準GAPガイドライン目次
青果物
食品安全を確保するための資材等の供給者及び検査機関を含むサービス提供者の評価及び選定に係る方法を定めて実施。
農場は単独で生産工程を管理しているわけではなく、外部事業者が提供するサービスや資材等を利用して農産物の生産に当たっています。 一つは、外部の検査分析機関です。農場での生産工程管理のためのルールを定め、… 「続きを読む」
クレーム及び農場のルール違反への対応手順を定め、実施し、記録を作成・保存。
クレームが発生した時には、できる限り迅速に対応します。 そのため、クレームの受付から、原因の調査、事後対応を決めるための手順を明確にしておきます。 受付からクレームの分類、即時の対処、原因調査、連絡や… 「続きを読む」
事故や災害等に備えた農業生産の維持・継続のための対策の実施。
GAP に取り組むと、事故が起こる可能性や程度は小さくなりますが、リスクがゼロになることはありません。 また、発生の予想が難しい自然災害等に遭遇する可能性もあります。 近年、自然災害(台風・大雪)等が… 「続きを読む」
雇用・労働環境における人権侵害防止について、管理方法を定めて実施。
経営資源の中で最も重要な要素が “人” です。基本的人権が守られていない農場では、作業者の不平や不満が高まり、手抜き、サボタージュ、散漫な行動等により、食品安全を脅かす事故や労働災害につながる可能性が… 「続きを読む」
技能実習生など、外国人雇用がある場合、適切な対応を行うための環境整備等を実施。
外国人技能実習生、特定技能などの在留資格の種類により、受入れのための手続きが異なります。 外国人雇用の際に必ず適切な在留資格や就労許可を所持しているか確認するとともに、制度を理解し、関係機関と相談して… 「続きを読む」
家族間の十分な話し合いに基づく家族経営の実施。
家族経営の農場では、みんなが意欲をもって取り組めるようにするため、家族間で一人一人の役割と責任を明確にし、それぞれの意欲と能力を十分に発揮できる環境を整えることが大切です。 この実現のため、「家族経営… 「続きを読む」
労働条件を遵守し、労使間における労働条件、労働環境、労働安全等に関する意見交換を実施。
いわゆる「法定三帳簿」と呼ばれる、労働者名簿や賃金台帳、出勤簿がそれにあたります。 これらを適切に整備していない場合、労働基準法違反となる場合があります。 また使用者と労働者との間で労働条件、労働環境… 「続きを読む」
作業者が必要な力量を身に付けるため、教育訓練を実施。
「農場のルール」は作っただけでは意味がありません。 関係者全員が、そのルール(手順)に従って作業を進めることにより、農産物の食品安全や農場の労働安全などが確保されます。 各担当の責任者は、担当範囲のル… 「続きを読む」
業務が原因で負傷、もしくは疾病にかかった農作業従事者を保護するための労災保険の成立手続の実施。
GAP に取り組むと、事故が起こる可能性や程度は小さくなります。 しかし、事故のリスクがゼロになることはありません。 労働者災害補償保険法に基づく労災保険は、労働者の業務上や通勤による怪我や病気等を対… 「続きを読む」
適切に実施しなければ危険を伴う機械作業、高所作業又は農薬散布作業等従事者に対し、必要な能力及び資格を得るための訓練を実施。
作業者が安全に働ける仕組みづくりに取り組みます。 ① 危険な作業を行う作業者を特定(指定)します。作業者は十分に訓練された熟練者に限定するとともに、妊産婦、年少者及び高齢者にあっては、重量物の取扱い、… 「続きを読む」
安全に作業を行うための服装や保護具の着用・管理の実施。
作業に適した服装や保護具の適切な着用は、作業事故から従事者の身を守るために不可欠です。 農作業時に適切な保護具・服装を着用していないと、作業事故の原因となることや、怪我や障害の程度を悪化させることがあ… 「続きを読む」
清潔な水・救急箱の用意、連絡方法などを含めた事故対応手順を定めて、農作業従事者等に周知。
どんなに事故の防止対策を未然に講じても、完全に防げるわけではありません。万が一事故が起こった際のことを想定し、少しでも被害を小さくするための準備を整えます。 前もって想定される事故への対応手順や連絡網… 「続きを読む」