国際水準GAP【穀物】

このエリアの内容は、農林水産省「国際水準GAPガイドライン」を引用しています。

下記URLに掲載されています。
国際水準GAPガイドライン:農林水産省https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/gap_guidelines/index.html

区分

人的資源

農業生産工程段階

全般

品目

共通

分野

農場経営管理

取組事項

作業者が必要な力量を身に付けるため、教育訓練を実施。

解説

「農場のルール」は作っただけでは意味がありません。
関係者全員が、そのルール(手順)に従って作業を進めることにより、農産物の食品安全や農場の労働安全などが確保されます。
各担当の責任者は、担当範囲のルールについて作業者を教育し、実践できるようになるまで訓練します。
日本語をよく理解できない外国人雇用者にも、写真やイラスト、母国語への翻訳などにより、理解できる方法で教えましょう。
その他、農場のリスク管理の水準を上げるため、関連する講習の受講を促進したり、資格の取得を進めたりすることも大切です。
自治体、関連機関、組織等が行っている講習等に積極的に参加し、農場の管理能力向上を図ります。
作業者に実施した教育、訓練の内容は記録し、学習を積み重ねていきましょう。

具体例と想定される対策

番号

22-1

【具体例】

作業者の手洗いの不徹底により食品事故が発生。

【想定される対策】

作業者への教育、訓練の計画を立案する。
食品安全を理解した者により、作業者に衛生管理の教育を実施する。

番号

22-2

【具体例】

機械操作手順の訓練不足により労働災害が発生。

【想定される対策】

作業者への教育、訓練の計画を立案する。
機械操作に熟練し、安全な操作を理解した者による作業者への訓練を実施する。

番号

22-3

【具体例】

外国人技能実習生に十分な教育ができておらず、検品不良による異物混入事故が発生。

【想定される対策】

理解できる言語、図等による教育を実施する。
十分に理解できたか通訳等を介して確認する。

区分:
農業生産工程段階:
品目:
分野:

関連

経営体制全体

生産体制全体

リスク管理

人的資源

経営資源

栽培管理

専用項目

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